医療コラム
2014.03.03
赤ちゃんのケア
① 股関節
乳児健診で、股関節の開きの固い赤ちゃんがおられます。原因として向き癖もあります。右ばかりむくと、左足が伸びた状態が多くなり左の股関節が開きにくくなってきます。また、抱き癖もあります。この頃はあまり見かけなくなりましたが、スリングという赤ちゃんを横抱きにするものは避けましょう。できるだけM字型の縦抱っこをしましょう。
② 鼻のつまり
寒い季節や空気が乾燥する季節は、鼻水がでて鼻づまりもおこりやすくなります。鼻がつまると、咳がでたり、目やにが出たり、中耳炎もおこしてきます。赤ちゃんは鼻をかむことはできませんから、鼻吸い取り器を使って鼻をこまめに吸い取ってあげましょう。その場合に、部屋を加湿したり、口元に蒸しタオルで蒸気をあてたりすると吸いやすくなります。