医療コラム

2013.10.29

あひるレター~肺炎球菌ワクチン13価

肺炎球菌ワクチンが変わります

肺炎球菌ワクチンが11月から7価から13価に変わります。
 
・ 平成25年11月1日から小児用肺炎球菌ワクチンが7価から13価に変更となります。13価とは7価ワクチンに新たに6種類の肺炎球菌の成分が追加されたワクチンです。
 
小児の肺炎球菌による髄膜炎は、2008~2010年は10万人(5歳未満)あたり約2.8人が罹患していましたが、ワクチンが普及した2012年には、約0.8人と、73%の患者減少が見られています。
今までの7価に対しての髄膜炎の発症はワクチンによって抑えられていますが、それ以外の型の髄膜炎の発症はあります。これは13価をしていくことで、さらに髄膜炎の発症を抑える効果が期待できます。
 
・接種スケジュールは7価ワクチンと同様です。
・11月1日以降は、残りの回数を、新しいワクチン(13価)で接種してください。13価のみが定期接種になります。

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