医療コラム
2012.12.04
あひるレター12月号 お母さん楽しんで! インフルエンザ
お母さん楽しんで!
~岸信子さんの講演より~
7男3女の子育てをしてらっしゃる岸信子さんの話を聴く機会がありましたので、ご紹介します。
岸さんは最初に長男と次男の年子が生まれその後、長女の方が生まれて三人をいっぺんに子育てする時期が長かったそうです。
その時に子育てに疲れてストレスがたまったことがあったそうです。その時に気持ちを切り替えるような出来事が子どもを観察する中でありました。
子どものちょっとしたひとことをノートに書き留めるようにしたそうです。子どもの発想は大人には考え付かないことがありますよね。そのことでイライラが喜びに変わっていったそうです。
大人のリズムで考えると、「どうして早くできないの!」とイライラしてくることも、子どもの目線、子どものリズムでこちらが待ってあげると喜びに変わることになるようです。子どもと一緒に生活できる時期は長いようで短いものです。子育てをゆっくりと楽しみたいものですね。
インフルエンザの出席停止
学校保健安全法が変わり、インフルエンザの出席停止を以下のように変更しています。
今までは「解熱して2日を経過するまで」となっていましたが、今シーズンからは「発症後5日を経過し、かつ解熱後2日(幼児は3日)経過するまで」となっています。
タミフルや吸入薬のイナビルを使用すると短期間で解熱し、インフルエンザが治癒したかのように感じますが、インフルエンザウイルスは発症後5~7日間は体内に残っています。家庭で充分休養してから登園・登校するようにしましょう。
感染性胃腸炎
ノロウイルスと思われる感染性胃腸炎が全国的に流行しています。外から帰ったらうがいと手洗いをしっかりしましょう。
また嘔吐したものの処理には次亜塩素酸ナトリウムや漂白剤を薄めたものを使い、他へ広げないようにしましょう。